ミシンの糸と針の選び方 by MARI × HMC
～ミシンの糸と針の選び方 ～
たまに、ミシンで縫っていると糸が切れてしまったり、ピンっと張ってしまったりしませんか？
ミシンそのものの調子が原因であることももちろんありますが、糸やミシン針の太さが合っていなくても、糸が切れたりつれたりするんです。
糸の番手なんて分からない…。
針の太さなんて気にしたことがない…。と、いう方。
簡単に説明しますので、状況に合った太さの糸や針を使ってみてください！
ミシンの糸と針は、生地が基準！
布に合わせて選びます。
針も糸もこんな種類が。
生地に合わせて太さを選びます。
まず代表的な針のサイズは、右から9番、11番、14番の針です。
番号が大きいほど太くなっていきます。
逆に糸は、右から30番、60番、90番とあり番号の数字が大きい方が細くなっています。
薄地(右ジョーゼットや左シフォン)などの柔らかい生地には、ミシン糸は90番、針は9番を選びます。
薄地は参考画像のようなこんな素材も！
袖だけ透けさせて作るのもかわいいですよね。
普通地(シーチング・リネン・オックスなどコットンや麻など)には、ミシン糸60番、ミシン針11番を選びます。
一般的な薄〜中素材はこの針でカバーできることが多いので優秀セットです。
たとえば、これは中薄手のリネンで作ったワンピースですが、針と糸はこのセットで作りました！
厚地(左デニム・右帆布など)の生地には、ミシン糸は30番、ミシン針は14番を選びます。
参考写真のようなヒッコリー調の厚手生地などはこの組み合わせがおすすめです。
SS005 ロングサロペット（型紙）
生地にあった太さの糸や針を使うことで、少なからず縫いが快適になります！
さまざまなミシン糸や針がありますが、数字が大きい方が太い、細い・・・そういうことを覚えておくだけで選ぶ基準がわかりやすくなりますよね！
他にも下の写真、イージージャケットのようにニット系の素材を使うときは、ニット用の針があったりもしますよ！
ES001イージージャケット（型紙）
編み物（ニット生地）は織物（デニムや普通の綿麻など）と違って、生地糸が切れてしまったりすると一気にほつれてしまう特徴があるので針先が丸くなっていたりします。
是非、参考にしてみて下さい♪
動画もあるよ！
ハンドメイドカンパニーOfficial shopはこちらから
https://pattern.handmadecompany.jp/
オフィシャル&Today’s patternインスタグラムも更新中！
-マリプロフィール-
東京23区外在住 蟹座AB型 子供の頃からミシンと編み物が好き。海外のスーパーと生地屋巡りが大好きな
１児の母です。只今子育て奮闘中！！愛情をかけて時間をかけない物作りをするのが好き。
杉野大学短期大学部被服科 卒業 / 文化服装学院服飾研究科 卒業 / 文化服装学院デザイン専攻 卒業